「クラゲ楽 〜jfish ML投稿エッセイ集 その4〜」

151 郊外電車に乗って[jfish:5/1,15:02] リャストナイ(1999年5月1日)


 私は小学校から中学校の遊び盛りを福岡市東区香椎で過ごしまし
た。その香椎の町を突き抜けるように,博多湾から玄界灘にのびた郊
外電車が今でもあります。40年前もありました。西鉄宮地岳線で
す。

 その電車は,一両だけか,二両連結の路面電車風のものでした。私
がその電車に乗るのは行楽の時位でした。家族での行楽や小学校の遠
足です。郊外を走り抜けるガタゴト電車で,その電車に乗ると気持ち
がいつもはしゃいだものです。スピードがでると,電車は横揺れしま
す。立ってる乗客は吊革にしっかりつかまらないと振られるほどで
す。乗客はみんな一緒に大きく揺れてました。これで,よく脱線しな
いものと揺られる度に思ったものです。

 最もよく利用したのが,海水浴場に行くためです。三苫(みと
ま),新宮(しんぐう)や津屋崎(つやざき)の外海に面した綺麗な
水と砂の海水浴場にその電車は運んでくれました。そんなときはいつ
も,青い空,白い入道雲,松やセイタカアワダチソウの緑と蝉の声に
包まれてました。そして潮の香りがして,私は早く海水浴場に到着す
ることだけを考えて電車に乗ってました。そんな,明るく開放感に満
ちた郊外電車です。

 到着した青い海には電気クラゲ(北部九州でアンドンクラゲの俗
称)がいて,みんな必ず一カ所以上は刺されたものです。その刺され
た傷がたまらなく痒く,夏の暑さと相まって特有の蒸し暑さを感じさ
せました。しかし,帰りの電車の中を吹き抜ける風は強く,爽快で,
海水浴に疲れた重いからだをまた活気づけてくれたものです。

 揺れる揺れる郊外電車に乗った家族の顔が今も思い出されます。
 夏が近づくと,乗りに行きたいといつも思わせる海水浴場行きの郊
外電車です。


152 雨の日のクラゲ[jfish:5/4,12:05]  リャストナイ(1999年5月4日)
 

 雨の街は傘の川
 黒 黄 赤 そして 水玉模様

 雨の街はクラゲの海
 クロクラゲ キクラゲ アカクラゲ そして タコクラゲ

 傘のクラゲのご挨拶
 歩道で長い立ち話

 傘のクラゲのさようなら
 歩道で分かれた傘と傘

 路地のアジサイ 青く咲き
 エフィラ エフィラが 雨に揺れ

 雨の街は傘の川
 歩道を流れるクラゲたち

 雨の街は傘の川
 歩道を見つめるクラゲたち


153 ペットの犬の話ふたつ[jfish:5/6,:0:46]
                    リャストナイ(1999年5月6日)

 クラゲの話ではないのですが,非常に印象に残る犬について
のペットの話をふたつ記します。どちらも和犬のお話です。皆
さんは如何に感じられますか。

「大きくなってしまった小犬」

 私が初めて見たときは非常に可愛い小犬でした。和犬の小犬
でした。飼い主は40歳前後のご婦人で,スーパのレジの行列の
中でその小犬は抱きかかえられてました。小犬のお腹を胸に押
し当てて,丁度乳児を抱くようにです。スーパにまで小犬を持
ち込んでることにやや抵抗を感じましたが,小犬が静かにしてま
したし,他の人たちも嫌な様子をいてませんでした。そのご婦
人は大変におしゃべりで,近所の常連さんのようでした。小犬
は自然にそのご婦人に抱きかかえられてました。

 私がそのご婦人とペットの犬に再会したのはそれから数ヶ月
後のことでした。同じスーパの中でした。私は驚きました。そ
の可愛かった小犬は中型犬の大きさにまで成長していたので
す。そして,その大きくなったイヌをそのご婦人は,小犬のと
きと同じように抱きかかえていたのです。誰が見ても驚く光景
でした。しかし,ご婦人は殆ど負担なく大事なペットを抱きか
かえているようですし,ペットのワンチャンも成りは成犬です
が,大きなからだをご婦人にゆだねてました。そして,以前と同
様にそのご婦人は大変におしゃべりでした。


「いつもの様にお散歩ですね」

 私の自宅の前の道はよいイヌの散歩コースのようです。朝夕
に数組のお散歩があります。そんな中で,朝の8時過ぎと夕方
近くに連れ添って歩く80歳を過ぎたと見受けられるご高齢のハ
イカラなご婦人とまた明らかに高齢のよぼよぼした中型和犬の
お散歩があります。そのお散歩は400m程先で折り返して,また
我が家の前を通りますので,おなじみさんです。しかし,ご婦人
は寡黙で殆ど言葉を交わすことはありません。挨拶しても,軽く
会釈をされるだけです。ワンチャンも非常におとなしく,多分に
雌の老犬で丸く太っていて,周りのものに殆ど興味を示すこと
がありません。老犬は決まって老婦人の少し前を同じ歩調で
ゆっくりと歩きます。このことは私ばかりでなく家人もみんな
知っていて,その無表情なお散歩振りが何度か話題になりまし
た。

 しかし,ここ一週間ほど老婦人だけがお一人で散歩されてま
す。今までと決まった時間に,またその歩調や様子は愛犬を連
れたそのままです。直接は尋ねていませんが,多分に老犬は病気
か死亡したのではなかろうかというのが家人の一致した意見で
す。

 その老婦人は今日も一人でお散歩でした。以前と同じ時間
に,同じコースを,そして同じ様子でひたすらに歩いておられ
ました。

 以上のふたつのお話はペットのイヌがご婦人の日常に共通し
てぴったりと入り込んでいたものです。ご婦人が抱いた我が子
のようにな犬ではその成長に違和感を感じておられなく,またお
供の老犬はいつものように老婦人と一緒にお散歩の様子です。
ペットの犬が飼い主の人間の精神生活に共通して深く入り込ん
でいるふたつの話でした。クラゲも人間よりも成長が早いです
し,その寿命はみじかいです。クラゲも同じでしょうか。


154 ドリ−の母に捧げるバラ−ド[jfish:5/9,:9:30]
                    ドリメジュ
(1999年5月9日)

 こら! ドリ− 仕事せんか フォ−クソングばっか歌いよって!
 専属カスだぁかなんかあしらんが ちょっとでも休もうとか、
 休みたいとか おもってみい そんな時はよう死ね それが男ぞ
 輝く日本のクラゲの星ぞ
 まだ クラゲのあたまをチチバンドにいれちょるのをおっかけとるんか、
 近頃のときたらそんなんばっかじゃが いつもだまされとろうが
 まだ フォ−クのがましぞ 一回大失敗したろうが
 こら まだ懲りんのか つべこべいわずに はよ仕事せんか−*−−!!

 今も聞こえるおふくろの声 ドリ−に人生をつくってくれたやさしい
 おふくろ

 すみません、どなたかおわかり、告白すると、クラゲのあたまを00ばんど
 にいれておくというのはいかにもひどすぎる表現だとおもいません。
 どっからこんなはっそうがでたのか???
 胸にはいるとしほうがだいはっしゃしていたい、くるしい、なやましい、
 はれあがる、・・・・こんなイメ−ジでしょうか。おとめの会員の
 かた、ひらにひらにお許しくだされ。蛇足ながら、ドリ−の母は強すぎる。
 握力からなんからみな男勝り、気性もそう?!でも自然に親しむことを
 仕
>込んでくれたのは事実。


155 空クラゲと雲クラゲ(第一話)[jfish:5/9,22:38}
リャストナイ(1999年5月9日)

 私たちの頭上には空クラゲと雲クラゲがいます
 空クラゲと雲クラゲはあまり仲良しではありません

 空クラゲは空気が99%で,水分が0.5%で,たんぱく質が主成分の有機物が
 0.3%で,その他はミネラルなどです
 空クラゲはそのために体が透きとおっていて,本当に青く透き通っています
 空クラゲはいつも大きて,私たちの頭上をおおっています

 雲クラゲは空気が95%で,水分が多いときで4.5%まで増加し,有機物は
 空クラゲと同じ0.3%で,その他も同じくミネラルなどです
 雲クラゲは水分が多いために白くけむってて,ときに黒くなることまであます
 雲クラゲは私たちの頭上に浮かんでいますが,ときに水分が少ないと
 空クラゲと区別がつかなくなります

 それでは,今から空クラゲと雲クラゲがなぜ仲が悪いのかお話しましょう
 
  さて,このお話は第二話につづきます おやすみなさい


156 空クラゲと雲クラゲ(第二話)[jfish:5/10,18:56}
リャストナイ(1999年5月9日)

  昨日は空クラゲと雲クラゲの姿かたちについて簡単に紹介しました
  今日は空クラゲと雲クラゲの性格についてお話しします

 空クラゲは大変におおらかでやさしい空気クラゲです
 空クラゲは大変に大きく 殆ど地球をすっぽりと包むほどです

 空クラゲが地球をすっぽりと包んでいるために
 地球は青く美しい世界を保っています
 空クラゲも自分の役割を心得ていて
 地球をやさしく守ることが自分の使命としており
 また それを誇りに思ってます

 一方
 雲クラゲは大変にやんちゃないたずら空気クラゲです
 雲クラゲは動きが素早く またいろんな形に変化することができます

 雲クラゲが疲れて眠くなったときは薄く広がって
        春霞とよばれます
 雲クラゲが元気なときは もりもりもりと成長して
        積乱雲とか雷雲とかよばれます
 雲クラゲが機嫌が良いときは ぽこぽこぽこと広がって
        鰯雲になり この夕焼けは本当に綺麗ですね
 しかし,
 雲クラゲがおとなしくしている時は少なく
 ふだんはいろんないたずらをして 地上の生き物を困らせます
 そんな雲クラゲのいたずらを
 空クラゲはいつも見ていて ふつう黙って見ています
 時に注意することがあります
 雲クラゲは全く空クラゲの注意を聞いたことがありませんが
 空クラゲが怒ると本当に怖いんですよ

  さて,このお話は第三話につづきます つぎをお楽しみに


157 コワイ生き物[jfish:6/26,7:30]  リャストナイ(1999年6月26日)

 いろいろとコワイ生物(嫌われる)の話が出てますね。そこで私の意見を述べ
ます。
 たとえば,コワイ生物ですが,ネズミ,ゴキブリ,カマキリ,ケムシ,トカ
ゲ,ヘビ,青いオオミミズ,ムカデ,ヤスデ,クモ,ハチ,クマ,ヒル,ウツ
ボ,サメ,オコゼ,などなどなどですね。勿論,私も怖いですが,ルキアさんほ
ど反応過敏ではありません。たとえば,ヤスデですが,可愛い生物です。枯葉と
土の世界で生活していて,人間に危害は殆どありません。モゾモゾしてるので,
生理的にダメという方はおられましょうが,噛み付きません。しかし,臭い液を
出しますので,少し用心ですね。むしろ,彼らは枯葉などの分解促進者です。森
の下の力持ちはヤスデたちなのですね。共存して,感謝すべき生き物です。
 私は,コワガルのは,知らないからだと思います。無知だからです。知らな
いために,殺して,彼らの貢献を台無しにすることは,自分の無知を棚に上げた
馬鹿げた行動です。私はクラゲにその一面があると思ってます。役に立ちそうも
なく,怠け者みたいで,時にちくちく刺す,気持ち悪い生き物のイメージがあり
ます。しかし,これはクラゲの正確な知識がないためです。クラゲをはじめコワ
イ嫌われ者の生物は小学校や中学校なので殆ど教わりません。役に立たないマイ
ナーな生き物というのが一般的な取り扱い方です。私は,小学校で教えてくれと
は言いませんが,いい大人がコワイコワイではすまないことだと言いたいのです。
正確な知識をもてば,彼らが自然界で果たしている役割を理解できます。共存で
きます。ミズクラゲは人間が汚した東京湾に沢山いますが,かれらは東京湾を浄
化しているのです。これが殆ど理解されてません。ヤスデは,あなたが出した生
ゴミを分解してくれているのです。そんな彼らの役割も知らなく,理解しようと
もせずに,気持ち悪いからだけの理由で,踏み潰したり,チッシュでくるんで目
の前から抹殺するのは,貴方自身の首を自分で絞めていることなのです。
 この自然の仕組みが理解できない人が多いのは非常に嘆かわしいが,私は
Jfishを通してクラゲだけは正確に理解してもらおうと,思ってます。それで,
地球,宇宙,人間生活を理解してもらいたいですね。
 まず,ヤスデを見て,恐いなら,どうして恐いのか考えてください。そこにヒ
ントがあるようです。問題解決はそれからでしょう。迷信だと気付いてください。



158 温泉とクラゲ[jfish:7/9,12:26]   リャストナイ(1999年7月9日)

 温泉の湯船につかりながら,クラゲと温泉の共通点について夢想した。いく
つかあるものですね。

 ・ クラゲのイメージと温泉マークが似ている
 ・ 両方ともリラックスムード,無重力状態
 ・ 湯ノ花がクラゲに似ている
 ・ クラゲ関係者に温泉愛好家が多い
   (少なくとも,ドリーさん,jelly & Mewさん,カドさん,chikuさん,
   渡邉さん,元気なN.Fujii君,リャッシー)
 ・ 湯船の底から,上昇してくるおならの泡がクラゲに似ている
   (ちょっと下品かな)
 ・ プラスαの不思議
   (銭湯ともうひとつ違うところを温泉のプラスαの不思議とすると,クラゲにも

   確かにその不思議な魅力がある。この魅力こそがクラゲ道の奥義なんでしょう。)

 まだまだ有りそう。共通点を思い浮かべるためにまた温泉に入って考えてみよう。