項目本校学生が「池の水ぜんぶ抜く大作戦@住吉神社(テレビ東京)」に専門家(ボランティア)として参加
 
 去る5月12日、本校学生(水の生き物研究会アクラスメンバーと4年生の19名)および酒井名誉教授が、下関の一の宮「住吉神社」で行われた「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」の収録(6月16日(日)テレビ東京系列にて夜7時54分から放送予定)に、水生生物の専門家としてボランティア参加をしました。求められた主な役割は、水抜きや魚の取上げではなく、取上げられた生物の種分け・計数とタンクでの管理という一般の人にはできない裏方の仕事でした。ネタバレになってはいけないので詳しくは書けませんが、多数のコイ(外来魚です)がいた割には数千尾のスジエビ、テナガエビやミナミヌマエビがおり、逆に外来のカメ類やアメリカザリガニはわずかしかいないなど、在来の生物相が十分に保たれていました。また他所でみられるような投棄ゴミはほとんどなく、住吉神社が地域住民に大切にされてきたこともよくわかりました。学生達は講義で学んだ知識や小野臨湖実験実習場での実体験の成果を十二分に活用して、正確に種分けをするとともに生物が死なないように個体数およびエアレーション管理を適切に行いました。そして収録後まで番組の裏方スタッフとともに道具の後片付けなどの作業をした次第です。なお、外来生物は専門の業者に引取られる、とのことでした。

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2019/06/13 登録

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