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もうすぐ夏も終わりですが、この時期の海には様々なクラゲたちが姿を現します。今回のオープンラボでは、その中でも海水浴場の嫌われ者アンドンクラゲと、漁業の嫌われ者エチゼンクラゲをそれぞれ紹介します。 アンドンクラゲはお盆を過ぎると大量に発生するクラゲで、私達が刺されて痛い目をみるのは、多くの場合このクラゲの仕業です。別名電気クラゲとも呼ばれ、毒は非常に強いのですが、大きさは成長しても5cm程度にしかなりません。毒のある足(触手)は4本で、1メートル近くまで伸びるのが特徴です。 一方エチゼンクラゲは言わずと知れた大型クラゲで、成長すると傘の直径が約2m、重さが約150kgにもなり、漁の網に大量に入るため、網の破損、漁獲物の品質低下など、漁業者に大きな被害を与えています。 アンドンクラゲは、下関で採集した実物を展示し、その生理・生態、刺された時の対処法等を紹介します。 エチゼンクラゲについては、パネルによりその分布や被害状況、実際の調査の様子、対応策等を紹介します。 記 1.開催時期 平成18年9月8日(金)~ 平成18年9月21日(木) 11:45~12:15 13:45~14:15 15:45~16:15 (各回とも30分間) 2.開催場所 海響館1Fオープンラボ 3.参加費 無料(無料開放ゾーンでの実施) 4.講師 生物生産学科 上野 俊士郎 教授 5.問い合わせ 〒750-0036 山口県下関市あるかぽーと6番1号 下関市立しものせき水族館「海響館」オープンラボ係 TEL0832-28-1100 FAX0832-28-1139 |
2006/09/04 登録 |
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