項目練習船耕洋丸が第15次航海(遠洋航海)に出港しました
 10月25日(日)、本校練習船耕洋丸は遠洋航海のため下関港を出港しました。海洋生産管理学科及び海洋機械工学科の4年次生58名、乗組員39名を乗せ、81日間におよび、実習や調査研究を行い、平成22年1月13日(水)、帰港する予定です。
 今回の遠洋航海では、航海学、機関学など船舶運航に関する講義実習に加え、北太平洋における海洋調査、マグロ延縄による漁業実習を行うほか、ベトナム社会主義共和国の主権水域おいて、同国研究者と共に大陸棚斜面の漁業資源及び海洋環境観測の国際共同調査を実施します。また、パラオ共和国の主権水域においても、同国研究者と共に回遊性魚類の分布や生息環境などの水産・海洋調査を実施する予定です。さらに、ニャチャン(ベトナム)、ホーチミン(同)、バンコク(タイ)、ベノア(インドネシア)、マラカル(パラオ共和国)に寄港し、現地の水産施設を見学するほか、東南アジア漁業開発センター(SEAFDEC)本部への訪問、意見交換などを通じた国際親善も企画しています。
 10月25日に行われた出港式には、ご家族やご友人、学校関係者など多くの人々が見送りに訪れ、航海の安全を祈って詩吟に合わせて舞うスタンバイも、学生有志によって行われました。

出港式の写真は、こちらからご覧になれます。
2009/10/29 登録

閉じる