項目東南アジア漁業開発センター(SEAFDEC)との間の学術・教育に関する協定を延長しました
 2009年11月27日、タイ王国サムットプラカーンにある東南アジア漁業開発センター(SEAFDEC)の訓練部局(Training Department:TD)において、独立行政法人水産大学校の鷲尾理事長とSEAFDECのChumnarn Pongsri事務局長との間で、学術・教育に関する協定(5年)の更新を行いました。

 この協定は、東南アジア地域の持続的な水産開発のため、両機関が協力して、練習船による教育、訓練、調査研究などを行うことを目的として、2005年に締結され、この度、さらに協力関係を維持発展させるため、協定を延長したものであります。

 署名式には、SEAFDECとの共同調査を終えて同訓練部局岸壁に寄港していた当校練習船耕洋丸の乗組員ほか、SEAFDECからも多くの職員が参加し、盛大に行われました。

 なお、耕洋丸は、今後、パラオ共和国との共同調査などを実施し、来年1月13日に下関に帰港する予定です。

署名式等の写真は、こちらからご覧下さい。

(参考)
1.東南アジア漁業開発センター(Southeast Asian Fisheries Development
  Center:SEAFDEC(シーフデック))は、東南アジア地域における漁業開
 発の促進に寄与することを目的として1967年に設立された地域協力国
 際機 関であり、漁業技術者の訓練、漁業技術の研究、漁場の開発、
 漁業資源の 調査等を行っております。
  現加盟国は、日本、タイ、マレイシア、フィリピン、シンガポール、
 ベトナム、ブルネイ、ミャンマー、インドネシア、カンボジア及びラオス
 (計11ヶ国)。

2.これまでのSEAFDECとの共同調査
(1)2005年6月2~9日   マレーシア沖           天鷹丸
(2)2007年6月4~12日  ブルネイ・ダルサラーム国沖  天鷹丸
(3)2008年6月1~5日   タイランド海湾          天鷹丸
(4)2009年11月5~17日 ベトナム沖            耕洋丸
2009/12/04 登録

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