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水産大学校は、海洋政策研究財団の技術開発基金による助成制度の基で、旭化成ケミカルズ㈱が開発した、低酸素・高加湿給気システムを用いて、漁船用エンジンから排出されるNOxを現行の規制値よりも80%低減させることに成功しました。 このシステムは、触媒による脱硝装置により、排気ガスの後処理でNOxを低減する従来方式とは異なり、給気のコントロールによる前処理でNOxの発生自体を減らすものであり、こうした新たな技術の創出が船舶からのNOx削減対策の進展に大きく貢献することが期待されます。 今回の実験成果につきましては、8月30日から9月1日に新潟県「朱鷺メッセ」で開催される第80回(平成22年)マリンエンジニアリング学術講演会において発表されます。 |
2010/08/23 登録 |
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