本校海洋生産管理学科酒井健一准教授らが2022年度日本航海学会論文賞を受賞しました

 令和5年6月3日、2023年日本航海学会春季講演会において、日本航海学会より本校海洋生産管理学科 酒井 健一 准教授らに対し、日本航海学会論文賞が授与されました。

 受賞論文名は「九州北部沿岸におけるビーム式小型底びき網操業と漁労機械による省力効果」です。操業漁船と航行船舶の海面利用上の競合は各地で見られますが、漁船側の挙動特性の情報が皆無に等しく、相互認識を促すことが困難でした。本研究ではビーム式小型底びき網に着目し、操業特性情報を取り纏め、漁船と航行船舶の相互理解に向けた調査を行ったものとなります。

 漁船と航行船舶の相互理解を深めるために漁業者の意見を示すこと、また、海技士教育において漁船操業の理解を深めることは、社会貢献並びに教育の一環として本校に求められる役割であり、これからも教育・指導に繋がる研究成果の発信に、邁進してまいります。

日本航海学会論文賞を受賞した論文の説明スライド

日本航海学会論文賞表彰状

日本航海学会論文賞副賞の写真

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