本校海洋機械工学科津田 稔教授が公益社団法人自動車技術会 2024年春季学術講演会にて講演を行います
2024年5月22日(水曜日)から24日(金曜日)まで行われる公益社団法人自動車技術会 2024年春季学術講演会にて本校海洋機械工学科 津田 稔教授が講演を行います。
講演タイトルは「自動車用アンモニア混焼エンジンの開発」です。
講演情報
- 開催日時:2024年5月22日(水曜日)から24日(金曜日)
※津田教授の講演日は5月24日(金曜日)です。 - 会場:パシフィコ横浜(ノース・会議センター)
※オンラインでLive配信が行われます。 - 参加方法:事前登録制(有料)
※詳しくは下記URLからご確認ください。
講演会URL
- 公益社団法人自動車技術会 2024年春季学術講演会の情報は下記URLよりご確認ください。
https://www.jsae.or.jp/taikai/2024haru/ - 開催概要・プログラムについては下記URLをご確認ください。
⇒ セッション名:No.62 CNに貢献する燃料・潤滑油・トライボロジー
⇒ 講演番号No.284:自動車用アンモニア混焼エンジンの開発
https://gakkai-web.net/jsae/s/2024/program/data/jp/62.html - 参加登録については下記URLをご確認ください。
https://www.jsae.or.jp/taikai/2024haru/attend/
講演タイトル
自動車用アンモニア混焼エンジンの開発
著者名
津田 稔・石田雅照・井原 剛・山西 大・前田和幸
講演概要
化石燃料の燃焼が地球温暖化を促進しているとの観点から、炭素成分を含まないアンモニアをディーゼルエンジンやボイラーなどの燃料として活用する研究が、世界中で実施されています。
しかし、アンモニアは毒性を持つとともに、着火性や燃焼速度に問題があり、液化して貯蔵する場合は高圧(約20 気圧)または低温(大気圧下においてマイナス33.4℃以下)という厳しい条件を伴うことから、課題の多い次世代燃料と言えます。
そこで水産大学校海洋機械工学科の研究では、
(1)当機構が保有する特許技術により、常温・常圧では危険性の高いアンモニアの安全管理を容易にしたエンジンシステムの実用化に成功しました
(2)アンモニア水として混焼することで「高安全性」「CO2・NOx・PMのトリプル低減」を実現しています
(3)IMO(国際海事機関)の2030年目標値(ゼロエミッション燃料等の使用割合)を達成可能であり、我が国の燃料アンモニア導入・拡大に向けた取り組みとしても期待されます
詳細情報
- 高安全性アンモニア混焼エンジンシステムを開発
https://www.fish-u.ac.jp/new/files/00040-1.pdf(PDF:535KB) - 自動車用アンモニア混焼エンジンの開発(サマリー)
https://www.fish-u.ac.jp/new/files/00040-2.pdf(PDF:496KB) - 自動車用アンモニア混焼エンジンの開発(予稿)
https://www.fish-u.ac.jp/new/files/00040-3.pdf(PDF:1,169KB)